保険見直しで保険料を半額にする具体的手順!プロが実践する契約テクニック完全公開

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以下は最新事情も踏まえて“やってはいけない契約の仕方”と安全な進め方を体系的にまとめた実践ガイドです。
結論から言うと、「順番」と「免責(待ち)期間」と「転換(のりかえ)」の3点でつまずくと、後悔レベルの失敗になりがちです。


■■ やってはいけない契約の仕方と、安全な手順

● 1) いちばん危険:保障の「空白期間」をつくる

見直しで先に旧契約を解約してしまうと、新契約の効力(責任開始)がまだでも保障が“無保険”になり得ます。
保険は通常、①申込 ②告知/診査 ③初回保険料の払込の3つがそろって初めて責任開始です。
したがって新契約の責任開始が確定してから旧契約を解約するのが正しい順番です。数日でも“空白”は作らないこと。

やってはいけない
旧解約 → 新申込(空白が生じる)
やるべき
新申込・責任開始の確認 → 旧解約

● 2) がん保険の“免責(待ち)期間”を見落とす

がん保険は原則として契約後3か月の待ち期間があるため、見直し時は3か月は“重ねて”加入するのが安全策です。
旧がん保険を先に解約し、新がん保険の待ち期間中に診断されると両方から給付なしという致命的な事態も起こり得ます(近年、待ち期間なし商品も出ていますが例外扱い)。

やってはいけない
旧がん保険の即日解約 → 新がん保険の待ち期間に疾患判明
やるべき
新がん保険の待ち期間をまたぐまで旧契約を保持

● 3) 「転換」で予定利率を悪化させる

同一社内で旧契約の解約返戻金を原資に新契約へ切り替える「転換」は、予定利率が下がるなど条件悪化につながることが少なくありません。
さらに、返戻金を定期部分の買い取りに充当すると、その資金は戻らない構造になりやすい点も見落としがち。安易な転換はメリット薄のケースが多いと心得て。

転換に関しては、公的団体も「保険料は転換時の年齢・料率で計算」「予定利率が下がる場合がある」「積立部分の取り扱いを要確認」と注意喚起しています。
判断前に転換条件の書面を入手し、数値で比較しましょう。

チェックポイント(転換)
・転換後の予定利率 / 標準利率の水準
・返戻金の充当先(戻るお金か、戻らない費用化か)
・総保険料・保障額・貯蓄性の三拍子を“期間累計”で比較

● 4) “お宝保険”の軽率な解約

高予定利率期(1980〜90年代初頭)に加入した貯蓄性保険は、今の料率より有利なことがあります。
販売側の提案をうのみにして切り替えると条件ダウンになりやすい典型です。
該当の可能性がある人は、約款・設計書で予定利率や返戻率の推移を確認してから結論を。

● 5) 勧められるままに特約を“盛りすぎる”

見直しのたびに特約が増え、重複保障・割高保険料になりがち。
必要保障の根拠(誰に、いくら、いつまで)から逆算し、医療・がん・就業不能などの役割分担を整理。免責・不担保の条件(特定部位・特定疾病)も必ず確認を。


■■ 失敗しない見直し「7ステップ」

● Step 1:現契約の棚卸し

契約一覧(種類/保険金額/保険料/払込期間/満期/更新/特約/解約返戻金)を整理。
いつ・どこが切れるかを可視化。

● Step 2:必要保障額を設計

家族構成・住宅ローン・教育費・公的保障(遺族年金等)を反映して「誰に・いくら・何年」を数値化。
(根拠を置くことで“盛りすぎ”と“足りない”を防止)

● Step 3:商品候補のリスク別マッピング

・死亡:定期か終身か(更新型の将来保険料も試算)
・医療:入院日額/手術/通院/先進医療/支払限度日数
・がん:診断一時金/通院/放射線/就労不能/待ち期間
・就業不能:支払要件(就労不能定義・精神疾患の扱い)
・特約:付ける理由を1行説明できるものだけ残す

● Step 4:申込順序の設計

新→旧の順番を徹底。特にがん保険は3か月重ねる前提でスケジュール化。

● Step 5:責任開始の確定

保険会社から責任開始通知(または証券)で開始日を確認。①申込②告知③初回払込の“3点セット”が揃ったことをチェック。

● Step 6:旧契約の解約・減額は“最後に”

がん保険の待ち期間をまたいだ後、または新契約の責任開始確認後に、初めて旧契約を解約・減額。領収・解約控は保管する。

● Step 7:転換は“数値比較表”で可否判断

総保険料(現在価値換算)・返戻率・予定利率・保障額を現状/乗換/転換で横比較。メリデメが明確でなければ転換しない。


■■ 近年の“例外・アップデート”も知っておく

・予定利率の引き上げ局面:
2025年以降、主要社で予定利率を引き上げ、一部の貯蓄性商品の保険料が下がる動きがあります。「新契約が必ず不利」とは言い切れない場面も出てきたため、最新料率での再試算は価値があります(転換のデメリットは別問題)。

・がん保険の“待ち期間なし”タイプ:
一部に例外商品もあるため、約款の免責条項を要確認。とはいえ一般には3か月待ちが基本ルールです。


■■ “やってはいけない”チェックリスト(持ち歩き用)

・□ 旧契約を先に解約していないか(空白期間NG)
・□ がん保険の待ち期間3か月をまたぐ設計か(重ねる)
・□ 転換で予定利率や返戻金の条件が悪化しないかを数値で検証したか
・□ 特約が目的のない“盛り”になっていないか(免責・不担保の条件を理解)
・□ 責任開始日と開始条件(申込・告知・初回払込)を書面で確認したか


■■ まとめ

保険見直しは、順番を誤らない/免責を見落とさない/転換を鵜呑みにしないの3点を守るだけで、大半の事故を回避できます。
とくにがん保険の待ち期間と転換の数値比較は“後悔の芽”を摘む特効薬。最新の予定利率動向で新契約が有利化する局面でも、「新→旧」「約款確認」「数値評価」の原則を崩さず、静かに一手ずつ進めてください。

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