激安商品で痛い目を見た人も多数います。
しかし、安くて良質な商品なら嬉しい限りなのが消費者の本音です。
これ以上は危険水域という安さのボーダーラインを探りつながら、激安商品の舞台裏を検証します。
■隠れた家の中心が安価の理由かも!
目に見えない家の支柱部分を手抜き工事して値段が安くなる場合があります。
マイホームを手に入れるのが家族の夢という方も多いです。
それゆえ手の届きやすい安価な物件に飛びついてしまう人もいます。
激安の新築戸建てを購入して喜んでいたら、大変な隣地境界線が確定してなかったので、100万円で測量・確定することになりました。
想定外の出費を強いられたというトラブルに巻き込まれてしまった!
という方もいます。
この場合、一般的な不動産会社が販売しないと思われる物件でも、安くてもスグに契約しないほうが安全です。
即座に飛びつかないで注意しなければいけません。
住宅の場合、大きさや土地代などに影響するので、一概にいくら安いから危ないとは言えません。
しかし、相場相応の物件でも入居前に不具合が2~3つは見つかります。
相場よりもさらに安いとなると難点はもっとあると考えるべきです。
境界の確定は、測量だけで済みますが、表に見えてこない基礎や立て付け、配管・配線などではもっと恐ろしい事例もあります。
工事費が坪単価100万円以上の大手住宅メーカーに比べて、坪単価50万~60万円の格安メーカーの場合、現場の管理が甘くなりやすく、欠陥が多いのは事実です。
問題ある業者は工期を延長したくないために、雨の日であっても基礎のコンクリートを流し込むとは信じられません。
雨天で延期すると業者の人件費の負担が重くなるかもしれませんが、コンクリートに水が混入すると強度は得られません。
■配管や配電のトラブル
家の見えない部分には手を抜くのは、マンションでも同じでして特に中古マンションには要注意してください。
安い物件に引っ越した方によると、お湯が出なくて大変な目にあったそうです。
屋上のタンクが壊れていて修理完了まで1週間お風呂に入れなくなったので銭湯を使う羽目になったそうです。
通常、配管や配線の寿命は30年です。
古い物件ほど家の裏に影響が出やすく、それを放置する業者もいるのが問題です。
ダメな業者ほど、壁紙など表側だけリフォームしておいて、保険が利く1~2年だけ持てば良しとする悪い考え方です。
マンションの場合、専有スペースのみで済めば良いのですがそういう訳にはいきません。
配管・配線の工事の場合、共有スペースにまで手入れをすることがほとんどです。
まずは、管理者に工事許可を取得するのが大変です。
不動産といえば、自分でリフォームをオーダーする場合の問題も頻発しています。
良心的な値段とか言って、安さをアピールしている業者の中には、どこまで工事するのか曖昧なままにしています。
ですから、価格だけに目を奪われないで、工事内容をしっかり把握すべきです。
『扉一式工事費』などと大ざっぱな記載はトラブルの原因です。
契約書は、業界が基本とする『標準契約書式』を使用している業者が安全です。
住宅とは長い付き合いが必要です。
安さを追求しすぎると、数年後にツケが回ってくることもあります。
安値だからといって、工事内容もきちんとチェックしましょう
建売り住宅の物件を見に行ったら壁が超薄くて笑えました。
同じメーカーが建てた隣の家にはもう人が住んでいるらしく会話が筒抜けでした。
よく見たら長屋物件でして、世田谷区でもそんな家には住みたくないと痛感しました。
審査の甘い銀行にも責任があります。
お金を貸すほうがかけるべき保険も不十分すぎます。
リスクをキチンと見極めて、負わない、無責任な金融業者が何が何でも稼ごうとする姿勢にうんざりします。
十分に気を付けましょう。
ishidaiさん はじめまして。
やっぱり相場より安い物件って
何かしら問題があるものなんですね。
たくさんの問題点を挙げて下さっていたのを、
今後は参考にしてみます。
有益な情報をありがとうございました。
これからの記事も楽しみにしています。
まだまだ暑い日が続きますので、
どうぞご自愛下さいませ。