2016年の年明け早々から
世界市場が大荒れが継続しています。
世界の株式市場から判断すると
日本の株式市場の先行き不安は消えません。
中国市場（上海総合指数）では、
昨年7月の「チャイナショック」の際に実施した
株価対策を覚えていますか？
この株価対策とは、
「大量保有株主に、6ヶ月間の株売却を禁止」
するものです。
その期限が開けたことで大問題が発生！！
取引開始の直後から爆売りが殺到しました。
わずか数分でサーキットブレーカーが発動し、
市場では売買停止してしまう有様です。
一方、NY市場の様子はというと…
中国の株安と原油の歴史的な
安値更新という二つの影響を
受けて不安定な値動きが続いています。
要人の発言や世界情勢によって、
乱高下する要素が満載です。
では、日本の株式市場はどうでしょうか。
為替が円高の傾向に
向っている影響によって、
相当に不透明な展開になっています。
まさに、
「一難去ってまた一難」！！
こうなるともうイタチごっこです。
今後どのようなリスク対策を
心がければ良いのかわかりません。
身構えてしまうような気持ちにもなります。
不確実性がはびこる状況で大切なのは
「投資の絶対原則とは何か？」
です。
「投資の本質」とは何でしょうか？
これは経済の哲学に匹敵するほど
簡単には説明できません。
経済学者や投資家によって、
その認識の違いがあっても仕方がないです。
ただし、投資の大原則として
「将来に価値が上昇する銘柄を
割安な値段で購入する」
にいきつきます。
つまり
できるだけ割安で購入して
できるだけ高値で売却する。
この究極の基本が最重要になります。
このような基本中の基本の価値判断になれば、
現在の乱高下が続く金融市場であっても、
冷静になって、
割安銘柄を開拓できます。
また、値下がりした保有株でも
落胆することなく、
精神の安定をはかれるでしょう。
要するに、
市場が荒れていても
「割安株を判断できる投資」
を堅実に実践できるようになるべきです。
株式市場のここ20年間の歴史を
振り返ると、
少なくとも
３回の大相場
（ＩＴバブル、小泉相場、アベノミクス）
３回の大暴落
（アジア通貨危機、ＩＴバブル崩壊、リーマンショック）
を経験してきました。
たくさんの投資家が億万長者になりました。
一方で
多くの投資家が貧乏や破産してしまいました。
結論は…
いかなる世界の金融市場であっても、
「日本の株式市場で割安株」
を探し当てるために研究しましょう。
着実に資産を増やして、
最小限のリスクで１億円を超える資産を
積み上げていきましょう。
この割安株投資の極意を勉強
するだけではなくて、
実践しながら知恵にしましょう。
この記事へのコメントはありません。